
新たな宿泊施設「HOTEL MIYAM(ホテル ミヤム)」が、7月3日(木)に長野県小海町へオープンします。
「HOTEL MIYAM」は、全国50エリア以上で地方創生事業のプロデュースを行う株式会社さとゆめの子会社・株式会社MIYAMOTOがSX(Sustainability Experience for Sustainability Transformation)をテーマに地域活性化を目指す「小海 SX Field」の拠点として開業されます。
また開業に先立ち、併設する『Restaurant OTO』にて、4月26日(日)から5月31日(土)までの1ヶ月限定でプレオープン(特別ランチ営業)。
開業の背景と「小海 SX Field」
長野県小海町は、八ヶ岳のふもとに広がる松原湖高原を中心に、時に観光地として、時に地域の信仰の地として賑わいをみせてきた地域です。しかし近年は、環境や社会の変化に大きく影響されています。冬になると全面結氷する湖として有名な松原湖が、地球温暖化の影響で全面結氷しない年が出てきたり、若年層の流出や高齢化、新型コロナウイルスの流行により、人口減少とともに宿泊施設や飲食店の廃業が続いたり、地域自体の存続が危ぶまれる状態になっているそう。
そこで、かねてより小海町に伴走していたさとゆめは、小海町に本社を置く子会社「MIYAMOTO」を立ち上げ、町全体がフィールドとなって“地域発SX”を生み出す「小海 SX Field」プロジェクトを始動しました。
一般的に「SX」とは、“Sustainability Transformation(サステナビリティ・トランスフォーメーション)”を指し、社会の持続可能性と企業の価値創造を同期化させること、そのための変革を意味します。小海 SX Fieldは、「SX」を“Sustainability Experience for Sustainability Transformation”と定義し、この場所での持続可能な体験(Experience)を通して、サステナビリティへの変革(Transformation)に繋がるきっかけを作っていくことを目指しています。
そして小海 SX Fieldの中核拠点として、松原湖畔で廃業した旅館「宮本屋」の建物を引き継ぎ、リノベーション工事を経て、2025年7月3日、全7室の宿泊施設を開業します。


施設のネーミングについて
かつての「宮本屋」は、この場所が諏方神社(お宮)のふもとにあることから命名され、明治35年の創業以来、地域住民にも観光客にも愛されてきた場所です。この愛着ある名前を引き継ぎ、新たに生まれ変わる拠点施設を「MIYAM/OTO」と名付けたそう。
「HOTEL MIYAM」は、MIYAMOTOからOTO(音)を除き、静かな湖畔の空間で、思いおもいの時間を過ごしてもらえるように。「Restaurant OTO」は、地のものを自然のリズムで味わいながら、家族や友人との会話を楽しんでもらえるように。ロゴマークには音符があしらわれています。ロゴデザイン・クリエイティブディレクションはCreative Studio OUWNの石黒篤史氏が担当しています。

ブランドコンセプト
HOTEL MIYAMは、長野県小海町の標高1,123m、静かな森に囲まれた松原湖畔に佇む小さな宿です。MIYAMが大切にしているのは、自然に身をゆだね、季(とき)の移ろいを感じながら、心の赴くままに過ごすこと。地域の人や風土に触れ、自分を取り巻く環境や社会に想いを馳せること。植物の香りや自然の音、そして地のものを生かした食のひと皿。五感をひらき、自分だけの豊かさを、ゆっくりと感じてみてください。


建築と客室について
Re:treat 自然のなかに身を置き、季節の変化に寄り添う空間
湖と森に囲まれた静かな空間で、季節と時間の移ろいをゆっくりと感じることができます。内装のテーマは、どこか北欧を思わせる小海と、かつての旅館の趣を残す空間を掛け合わせたJapandi(ジャパンディ)スタイル。また地域の素材をアップサイクルしたアートワークや長野県産の木材を使った家具など、環境に配慮した素材選びを行っています。
全7室のうち6室が湖に面しており、ひと部屋ごとに形やスタイルが異なります。八ヶ岳の贅沢な眺めを独り占めできるグランドスイートルーム(定員4名)や、窓辺のベンチや浴室から景色の変化を感じられるレイクフロントツイン(定員2名)、仕事や創作活動にぴったりのクリエイターズ・ツイン(定員2名)など。詳細は公式サイト(https://hotel-miyam.com)をご覧ください。
※Japandi(ジャパンディ)スタイル=北欧と日本がもつミニマルな性質や美しさを融合させたスタイルのこと



Restaurant OTO
Re:filled 地のものを、自然のリズムで。湖畔のスローテロワール
フランス語で「風土の、土地の個性の」という意味を表す言葉、テロワール。都内フレンチで修行を積んだシェフ2名がこの地の個性に向き合い、食材の美味しさをまっすぐに届けます。食がまとう季節や風土とともに、自然のリズムに合わせて、“湖畔のスローテロワール”をゆっくりと堪能してみてはいかがでしょうか。
【レストラン概要】
店舗名:Restaurant OTO
営業日:HOTEL MIYAMに準ずる
営業時間:18時30分から
席数:20席
コース:季節の地産食材を用いた、湖畔のスローテロワール(8皿程度)
*当面は宿泊者限定で営業いたします

滞在中の過ごし方
Re:design 深呼吸からはじまる、心とからだを整える体験
MIYAMでは、心とからだを解きほぐし、ゆっくりと自然に包まれる体験をしてもらうため、森を歩くプログラム「プチセラピー」や、数々のこだわりアイテムが用意されています。
・プチセラピー
チェックイン後、MIYAMのセラピストとともに、周辺のフィールドを歩きながら自然のゆらぎにふれるプチセラピーを体験することができます。松原湖の歴史や諏方神社の話、植物の魅力などを紹介します。(宿泊者無料/事前予約制)


・八峰の湯の絶景温泉とサウナ
町内の源泉かけ流し温泉「八峰の湯」を無料で利用することができます。全国的にも珍しい炭酸水素塩泉で、皮膚をなめらかにする泉質で美肌効果あり。ご希望の方へは、当日送迎を行っているとのことです。


・こだわりアイテム
オリジナルハーブティー
松原湖周辺の森を表現するMIYAMオリジナルブレンドのハーブティーを提供。富士山の北麓にて、自家栽培したハーブと山に自生する草木を取り扱うHERB STAND監修。森の恵みをそのまま味わうような、やさしいひとときを楽しむことができます。
NEMOHAMO(アメニティ)
根も、葉も、茎も。植物まるごとの生命力を活かしたオーガニックコスメブランド「NEMOHAMO」のスキンケア・バスアメニティを全客室に導入。人にも自然にも良いものを使う心地良さを実感してください。
MOTTAINAI MEMOと紙ペン
MOTTAINAIキャンペーンに賛同し、製造終了になる紙を使用した「MOTTAINAI MEMO」と、本体軸とキャップが再生古紙率95%以上の紙でできた「MOTTAINAI 紙ペン」を全客室に導入。お部屋で過ごす時間を通して、ふと湧き出る気持ちやアイデアを綴ってみては。

また、グランドオープンを記念して、お得な開業記念特別プランが用意されています。
【開業記念特別プラン】
HOTEL MIYAMでの宿泊体験を、いち早くお得に利用することができる「開業記念特別プラン」です。
◯ 期間:2025年7月3日(木)〜10月6日(月)
◯ 料金:ツイン 1名様 23,800円(税込)〜 ※1室2名利用時/夕朝食付き
◯ 予約方法:公式サイト(http://hotel-miyam.com/)にて受付中
◯ 問合先:info@miyam-oto.com
※料金は日にちによって変動します。
※定員に達し次第、本プランは終了となります。
【施設概要】
・施設名:HOTEL MIYAM MATSUBARAKO / Restaurant OTO
・所在地:長野県南佐久郡小海町大字豊里4779-1
・客室数:全7室
・営業時間:チェックイン 14:00〜 / チェックアウト 〜11:00
・問合先:info@miyam-oto.com
【プレオープン開催概要】
開業に先立ち、4月26日(土)から1ヶ月限定で、プレオープンとしてランチ営業を実施します。開業後にディナーで提供予定のメニューの一部を、特別ランチコースとしてご提供します。
◯ 期間:【ゴールデンウィーク期間】4月26日(土)〜28日(月)、5月2日(金)〜6日(火)
【上記以外】5月31日(土)までの金土日
◯ 時間:12:00 一斉スタート *完全予約制
◯ 内容:ランチコース[料理5品、デザート、食後のコーヒーor ハーブティー]
*ドリンクメニュー(アルコール/ノンアルコール)もご用意しています
◯ 料金:【一般の方】¥5,000(税別)
【小海町民の方】¥3,500(税別)*ご本人様のみ適用となります
◯ ご予約:下記の予約サイトからご希望の日時を選んでご予約ください
*前日正午〆切。予約枠に限りがありますので、お早めにご予約ください
https://select-type.com/rsv/?id=UsL92Zc9WxM
