丹後ちりめん織元の田勇機業株式会社が、創業より長きにわたり培ってきた丹後ちりめん制作の技術を活用し、現代の暮らしにフィットした絹織物のルームウェアやリビングアイテムを発売しました。
開発背景
丹後ちりめんは、江戸時代中期に京都・西陣より丹後へ伝わり、現代まで受け継がれ、その歴史は約300年になります。職人が丹精込めて創り上げる丹後ちりめんには、世界に誇れる歴史と技術があります。江戸から、明治、昭和、平成、令和と、時代が移り変わるなかで、かつては誰もが和装だった時代とは様変わりし、洋装の文化が定着しました。これにともない、丹後ちりめんの需要も大きく減少し、丹後地域の過疎化、人口減少が進んでいます。
田勇機業は、長きにわたり受け継がれ、培ってきた技から生み出される丹後ちりめんを未来へと受け継いでいくために、和装アイテムだけでなく、現代の暮らしの中で親しんでもらえるアイテムの開発が必要と考えました。また、世界的なパンデミックを経て、日常の中の豊かさの大切さに気づいたといいます。肌に直接触れるものは、安心で、安全で、心地良いものであるべきだと考え、現代の暮らしの中で使うことができる上質なアイテムとして、絹織物のルームウェアやリビングアイテムが開発されました。
ライフスタイル新商品
公式オンラインショップ：https://tayu.shop-pro.jp/
