合同会社quodが、滞在を通して地域の暮らしを感じてもらう一棟貸し宿泊施設「氷見のうみと(富山県氷見市)」「二丈岳のふもと(福岡県糸島市)」をオープンします。
“ローカルプレイスブランディング”をコンセプトに複数の地域で活動するquodは、異なる専門スキルを持ったメンバーが地域で暮らし、地域を超えて働く新しいスタイルの会社です。地域のひとりだから持てる関係性や実行力と、外からの視点や専門スキルを組み合わせることで独自のプロジェクトに取り組んでいます。
人と地域の関係は「住む/訪れる」だけでは語れなくなっており、地域に深く関わりながらも、自由に距離を選べる居場所がこれからの時代に必要だとquodは考えています。地域のひとりとして築かれる関係性や日常の視点と、外から持ち込まれる専門性や創造性。その交点に生まれる場こそが、「氷見のうみと」「二丈岳のふもと」であり、地域を表現・共有する場としてquodは位置づけています。


過ごすことで感じることができる新たな発見
ライフスタイルや価値観が多様化する現代、地域への人の関わり方、また“都市と地方の関係性”も多様化しています。出身地、移住先、旅行のひとつという選択肢だけでなく、定期的に訪れる場所や2拠点居住の場所、応援する、仕事で関わるなど、人それぞれの形で地域との関わりが生まれています。
そんな時代において「ローカルプレイスブランディング」をコンセプトに掲げるquodは、自然や文化など“地域の豊かな暮らし”を感じられる第三の居場所を作りたいと考えています。
quodによって新たに誕生する「氷見のうみと」「二丈岳のふもと」は、quodと地域の関係性を共有するための一棟貸し宿泊施設です。美しいロケーションを切り取るように設計された空間デザイン、心地よい天然素材の香り、風の音や鳥のさえずり、流れる時間を感じながら誰にも気を使うことなく地域で過ごすことができる居場所です。誰にも気を使うことなく、時間そのものを地域に委ねられる体験として、一棟貸しという形を選びました。過ごすことでしか感じることができない地域の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
物件について
■氷見のうみと
住所:〒935-0013 富山県氷見市南大町27-17
運営:株式会社土と風(※quod子会社)
URL:https://himinoumito.jp/
古くから厳しい自然と共存してきた富山は、自然からいただいた恵みを原動力として地域が育ち、サステナブルな循環が続いてきた街です。日本近海の魚の種類は約3,400種といわれていますが、日本海には約800種、富山湾ではそのうち7割の魚種が水揚げされており、氷見は「天然の生け簀」と呼ばれるほど漁業で知られる良港です。さらに、縄文時代から人々の暮らしが連なってきた土地でもあり、里山と海が近接する地形を生かした農業も盛んです。山・海・人の営みが日々の暮らしのなかで結びつき、その循環をまちの至るところで感じることができます。


「氷見のうみと」は、氷見駅から徒歩7分の海沿いに位置しています。目の前に広がる富山湾越しに立山連峰を眺めることができる贅沢な立地です。建物がまちや人に対して“ひらけていること”をコンセプトに、滞在する人が風通しの良さを感じられる空間を目指して設計されました。
最大の特徴は、リビング・ダイニングに沿って設けた大きく開放的な窓。窓を貫くようにリビングから庭へと続くデッキが中と外の境目を曖昧にし、屋内にいながらも外にいるような感覚で、富山湾と立山連峰を望むことができます。外壁には反射によって表情が変わる素材を採用し、早朝の淡いピンク色の空や、雨に濡れた松の木の緑など、氷見のやわらかな光の機微を映し出します。また、城端の松井機業に制作を依頼したしけ絹のカーテンなど、地域の伝統的な素材も空間に取り入れています。


■二丈岳のふもと
住所:福岡県糸島市二丈深江2540
運営:株式会社PR TEAM(※quod子会社)
URL:https://nijodakeno-fumoto.jp/
青い海、深緑の森、広い空「福岡のハワイ」と呼ばれることもある糸島は、時間がゆっくり流れ、国外からの移住者も多い場所です。糸島の豊かさを語るうえで欠かせないのが脊振山地・二丈岳の湧水。森の栄養をたっぷり含んだ水が玄界灘の好漁場を形成し、タイやイカ、アジ、サバなど多種多様な魚介類が水揚げされています。また糸島牛、糸島豚、糸島どりなどブランド畜産に加え、朝採れの野菜や果物など、太陽の光をたっぷり浴びて、のびのびと育った自然の恵みを、豊かな食文化、そして人々の暮らしからも感じられます。


「二丈岳のふもと」は、福岡市街の中心地から車で30分ほどの糸島市二丈に位置しています。遠目に美しい海と姫島を眺め、敷地内に小川が流れる、450坪の広大な土地です。コンセプトは、”糸島の自然とともに暮らす”こと。眺めるだけでなく暮らしの一部に自然が感じられるよう、建築を一つの箱ではなく、複数の空間が広がった集落のようなイメージで設計されました。
自然素材の室内空間、ガラス張りの開放的なダイニング、一度屋外を通る離れの寝室など、自然と直接触れ合いながら過ごすことができます。一人でいても、家族で過ごしていても、数十人の人々を招いても、人と人、人と自然との心地よい距離感を場面毎に選択出来るような、柔軟さを持った空間をつくることを考えられています。

